SUKIJIGO(仮)

隙自語

【登山】竜ヶ岳(鈴鹿山脈)へ登ってきた。


3月の三連休を使って三重県鈴鹿山脈の北部にある竜ヶ岳に行ってきました。
今回も日帰り山行でした。

今回は初の鈴鹿山脈。いったことのない山域で楽しみです。

鈴鹿山脈とは

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山麓から見た竜ヶ岳

鈴鹿山脈三重県滋賀県にまたがる山脈です。
その山容は石灰岩や、花崗岩などから成り立ち、有名なのは御在所岳です。
代表格の御在所はロープウェイも使用できてポピュラーな山です。
鈴鹿セブンマウンテンという二つ名もあるくらいです。

位置は太平洋側だし、標高も最高峰(御池岳)で1247M程度という、
そこそこの標高ですが、
冬季は季節風の影響を受けそこそこの積雪も見られます。

その中でも竜ヶ岳(1099M)は三重県いなべ市に属し、
山頂付近はクマザサに覆われたなだらかな山容の山で、冬季は雪山としても
人気の山です。

今回の車移動。。。

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三重県到着後に入った日帰り温泉

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雲の多い藤原岳

今回も岡山から車で三重県まで車を運転して移動します。
今回は三連休且つ日帰りなので土曜日の日中に移動開始しました。
さてはて移動時間ですが、目的地の宇賀渓キャンプ場までなんと4時間!

このとき、電流走る(衝撃)
ほぼ名古屋寄りの三重県なのに移動時間がたった4時間でいけるもんなんだと
衝撃を受けました。
岡山から山梨まで運転してる(9時間)経験もある為、もう4時間ぐらいの
運転なんて楽勝すぎる。。。

もうそろ新名神高速も慣れてきました(だからなんだ
遠隔地を運転するのってホント楽しいもんです。

宇賀渓キャンプ場

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宇賀渓キャンプ場から見る竜ヶ岳(下山後ですが)

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右にいきますとキャンプ場を経由して登山道になります。

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キャンプ場

宇賀渓キャンプ場は河原キャンプ場です。
デイキャンプで300円、一泊で1000円で比較的リーズナブルですね。
バンガロー的なのは要予約ですが、テント泊は予約ないみたいです。

河原キャンプ場っていいですよねえ~
川のせせらぎを聞きながらコーヒー飲みたいです。。。
最近キャンプしてないですが、今年はゆるキャン△も劇場版でありますし、
久々にやりたいですねえ。遠征キャンプは3年以上やっていないのでブランクが
あると思いますが、、、

では【06:00】出発です。

登りは遠足尾根コースで

【06:42】
竜ヶ岳はいろんなコースがありますが、一番メジャーと言われる(?)
遠足尾根コースから登ります。キャンプ場からしばらく舗装路を歩いていくと
コースの入り口が右手に見えます。

どうでもいいですが、ここで事件発生。
手袋の右手側を落としてしまっていました。
スマホの写真をとるときに外してしまい、その流れでいつの間にか
落としてしまっていました。
取に戻るのも面倒なので、諦めました。予備もあったので。

しかしちとショックです。。。

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ザ・急登!

遠足尾根コース、名前からして遠足気分でぶらぶら登れるのかと思いきや、
これが中々の急登。
雰囲気はなんか丹沢のバカ尾根を思い出させます。

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樹林帯の中急に現れるさんちょうのすがた

【07:19】
一瞬だけ山頂が見えました。
雲の動きが速くて、山頂は風が強そうです。

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大日向三角点分岐

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見える市街地

【07:32】
分岐に到着。この辺りで雪が見えてきました。
もう少しで開けてくるあたりかな?

眺望の良い稜線に

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尾根

【07:57】
                 ど ん !

うるせぇ!いこう!
急に眺望が良くなります。ガッスガスです。まあ予報通りだったので
なんとも思いませんが、やっぱり晴れて欲しかったです。

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藤原岳

尾根を登っていくと右手には中々奇麗に藤原岳が見えました。
これもなかなかかっこよい。
次はこっちも登ってみたいものです。SNS見ていると藤原岳に登っている
方も中々多かったです。

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風つおすぎ…な

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霧氷が出来てます

【08:49】
稜線は風が馬鹿強いです。
先行する人を遠くに見ながら寒々と足を進めます。
ところどころ中々危ないところがあったので、チェーンスパイクは
あれば安心だと思います。
(今回は使いませんでしたが)

そして山頂へ・・・

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割と地味な頂上標識

【09:08】
だらだら歩いてよ~やく山頂に着きました。
山頂で岐阜から来られた方と少し談話してました。

そして、爆風!

風が強すぎて寒すぎる!!やってられん。

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四日市と伊勢湾

伊勢湾方面は晴れてます。
中々よくみえます。

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南方_御在所岳方面

ガッスガスで見えず。
こうやってみると結構雪が残っていますね。

さて、寒すぎるんでささっとおります。

下山は中道登山道で

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中道登山道_左手には遠足尾根が

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中道登山道で登っていく人たち

【09:27】
中道登山道というものがあるので、ここから下山していきます。
この時間になって登ってくる方が増えてきました。

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御在所方面がちょっと晴れた?

中道登山道は遠足尾根と比べて更に急登です。

正直にいっても下りはきついです。
ただ、登りになると更にきつい??

急すぎてあんまり写真撮ってませんでした。

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川沿いに下山していくイメージです。
堰堤を乗り越えていく場所が何か所かあり、右画像のように
結構な高さの梯子を下りることもありました。

三点支持でゆっくりと。

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炭焼き小屋跡

下山中はこのような炭焼き小屋跡が散見しました。
よくしらんのですが、そーゆー歴史があったんでしょうか。

そもそも炭焼きってなあに?(笑

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昼食。またしても味噌。

【11:16】
せっかく持ってきたのでここで昼食にします。
いま思えば川沿いに下山していたので、河原で食べればよかったなあと思います。



【11:54】
最後の渡渉点です。
この丸太橋が中々冒険心くすぐる橋でした。

この橋を渡ると舗装路と合流します。
もう竜ヶ岳登山は終了です。

下山後に奇跡が!

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舗装路を歩いていたところ、
道路わきに手袋が!

これは私のでした。確信をもって持って帰りました。
いやはや奇跡を体験してしまいました。

いや~よかったです。今回は珍しく運がよかったです。

初めての鈴鹿山脈は___

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どの山かわからん!

今回は初めて鈴鹿山脈を訪れました。
さすが冬季は積雪のある山。標高のわりにまだ雪は残っていました。
この時期はチェンスパあれば安心感があると思います。

雪がしっかり積もった竜ヶ岳も結構奇麗だと思います。

コースについては遠足尾根がいいと思います。
ただ最初は急登が続きますので、ペース配分には注意しながらって感じです。
尾根に出るとあとはらくちんなので、楽しく歩けると思います。

中道コースから登る人は眺望も少ない箇所でもあるので、
マニアックな方は是非って感じです(笑


因みに下山後の温泉はアクアイグニスがおすすめです。
人は多いですが、お値段も手ごろで清潔感あるきれいなところでした。